「詩的創作」のための50のお題
(順番は無視しています)




1.はじまり

何もない所に封じ込められたなら
誰もが不安でいっぱいだろう

一つずつ灯りを燈していく
それら全てが一歩である

今日も一歩 明日も一歩
いつも新たな踏み出しに
ドキドキしながら歩いていく
新たなページを捲るように

真っ白なノートに白い色鉛筆で描き出す     
そんな物語…















50.おしまい

今日もどこかで告げられる
‘さよなら’に似た何か

今日が終わり 明日が終わり
いつも何かが始まって
いつも何処かで終わりを告げる

終わりは始まりの合図
そこからまたスタートしなさいって
誰かに言われている気がするの

目の前を今日も去っていった
目に見えぬまま 気づかれぬままに
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2.歌

文字じゃない
言葉じゃない
音のないメッセージも乗せて伝える

君の声は聞こえない
でもその分だけ心がよく届くようになった
その瞳から痛いほどに
歌うという姿勢の
届かなかったメッセージ















39.太陽

なぜいつも眩しく微笑んでいるの?
何に隠れたって
いつも見守ってくれる
影があるかぎり
後ろにはきっとあなたがいる

永遠の憧れと大きな印、消えない守り神
いずれ私もそういう存在に
慣れるといいと願ってる
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3.水面

風に流れて輪を描く
人に触れて輪を囲む
一瞬一瞬で表情を変えて
いくつも混ぜ合わせ 調和させ
元通りにさせていくのだ

突き放すのではなく
包んでいく 見えない力で

響き渡った多くのシーン
全てをそのまま映し出し
全てを優しく収めていく

迷ったときは湖に寄って
水面に映し出された自分を見つめ
落ち着いて
また歩き出して…





















30.夢

一瞬の時空

ベルが鳴るまでの記憶に
何処までついて行けるのか
見えない時計片手に
カラーとシロクロの入り混じった世界を
ただ必死に走り回るの


アリガトウと言う度に
笑顔を振り撒いて
消えた後に一気に押し寄せてくる寂しさに
耐えられなくなる その前に

壊れてもいいから
もっともっと
色んな世界を見てみたい
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34.時

この世界の長針と短針は
重なる間もほとんどなく
永久に追いかけて 追いかけられて…
出会い別れの繰り返しで進んでいく

たまには止まりたくもなってくるよ
でも優しく見守っていて

ちょっと休憩したら
また二人
違う道を歩き出せそうな気がするから





















22.雨

ふとした時にあらわれて
困らせたり 喜ばせたりする
たまに光ってみせたりして 大きな音をたてたりして
みんなの注目をあびる

細々とした雫から だんだん大きな涙と変わり
ちょっと木の下でひとやすみ そんな気分にさせる
稀にみせる笑顔が 目を離したくなる

君と出逢ったきっかけは大きな雨傘のふもと
ほんの些細なことで泣いたり笑ったりする
和やかな世界だったんだ
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15.しずく

泣くことは自分に甘いからだ
雫となって滴るという形にすることで
自分を甘やかし「可哀想だね」と言っている
それが私の涙

時に違う雫の姿がある
人の為に涙を流すことができること
人の優しさに涙が流れること
人の涙に ふと自然に 手を差し伸べてあげられること

それはとても ステキなことだと 私は思う
虹色の思いを込めた 雫たちのメッセージ





















13.言の葉

いくつ同じ言葉を重ねても光は届く
重なりと重なりから覗く自然の光が
鮮やかな色を宙に描く

見えない隙間からキラキラと
鮮やかな緑に誘われて
聞こえてきた君の言葉

いくつも数え切れない程の言葉を拾い集めて
心に時を刻み込んでゆきたい
そして 今度はあなたへ 言の葉を送ります












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