【ウソという嘘】
「スキだなんて嘘よ 本気にしたの?」
こうでも言わなきゃあたしの心は透けてしまう
知られるのもコワイけど 何より
こんなに「恋」という言葉に魅せられた自分が存在する事を
認めるのがコワイから
素直な子 一途な恋をしている子
あたしもそう見える?
嘘という風が吹き
その風と共にあたしは身を隠す
【コトバの葉】
なんとなく拾い集めてみたりして
なんとなく繋げてみたりして
飾り付けるかのように繰り返す
大きな森の大きな一本の樹
コトバという葉の集まりは
詩という樹となり 森となる
どんな言葉も繋げてみたい
【誰かの決断】
次から次へと放たれては
入る瞬間を忘れさせる箱の中で
楽しみと苦しみとの共演に
一歩後ろへ行くのか一歩前へ行くのか
選択が下される
何人もの人が後ろから抜け出し
何人もの人が姿を消していく
ライトを当てられた名前
影で見送る文字
一つの壁で閉ざされていると感じる毎日に
手を振るきっかけは
【雨音みたいね】
君は何を見る?
窓を覗けば雨が降っていた
昔のコトでも話そうか
雨音に語る
ちょっと切ない恋だとか
別れなければならなかった人達だとか
忘れられない雨の日の物語
どんな雨でも どんな傘でも
想い出してしまうあの時間
君はいつまでも夢を見る
ふと気付くまで窓を覗けば雨が降っている
【かすみ草】
誰かの後ろ または横で
純白の小さな心をアピール中
見てくれる人もいる
一番最初ではないかもしれないけど
いつも精一杯
可愛いパートナーさん
【ひとときの安らぎ】
ピンク色が街を自由に舞う
川の流れにゆっくりと乗り旅をする
風の流れにゆっくりと乗り散歩する
ピンク色はひとときだけ
すぐに緑と化してしまうけれど
安らぎの道をつくっては
毎回人に春を知らせる
今年も騒ぎ声が聞こえるように
【空の物語】
雲がかかっていれば光をさがす
雲の隙間から顔を出すスポットライトは
まるで天使でも舞い降りてくるかのように
物語が始まりだす
雨を降らすかわりに橋をかけてあげよう
立派なものはできないけれど
安らぐ線を引くことなら
人を渡すことはできないけれど
君の心を伝える手助けなら
【痛い気な小さな心】
傷ついたもの
傷つけられたもの
見えない深さ 闇黒の文字
前見て 明るい光求めて 外へ出たいと望むようになる
扉を開けようとカギ刺しても
開かない 動こうとはしない
カギは合っているはずなのに
アタシはウソをついて 平気で偽りの笑みをみせるようになる
誰かが 着てくれるまで
【AGAIN】
一度割れてしまったグラスを
もとどおりに戻す事はなかなかできない
できたとしても最初とは少し異なってしまう
だから考える
何度も悩んで何度も後悔して
そして見つめなおす
今度は失敗しませんように
【見えない虹の箱】
透明なのに 色鮮やかにうつる
何も無いのに 箱の中は無限に広がっていった
ひとつ手にとれば音楽が
ひとつ手にとれば映像が
君が 私が その中で翔ける
カギは無いけれど 私だけのもの
あなたが開けることはできないの
目には見えないワタシだけのモノ
あの日 あの時 あの瞬間
あなたもアタシの思い出の箱へ
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